ふんどし王子事典—KFS214

心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくって自分を集めた事典
ふんどし王子事典—KFS214

ふんどし王子事典—KFS214

で、何ができるの?

 「自分が何者であるのか」という問いは、長く私を悩ませてきた。悩んでなどいないが、端的に答えることが容易ではなかったということは確かだ。
 「自分探し」のためにブログを始めたものの、情報量が多すぎて、「私はこんな人間です」には向かない。せめて「こんなことできます」くらいは見せられるようになりたくて、「総合実習」的な成果物を作ってみたいと思っている今日この頃。

マズローの奴隷4-02

自分が生命の樹の果樹園を荒らす害虫であることに、気付いたのだろう。生命の樹の果樹園で、生命の実の蜜を啜ることで命を繋いで、生命の樹に知恵の樹の花粉を付けて仲間を得ようとして、その行為が世界に不幸をもたらしていることに気付いてしまったのだ。見つめなくて済んだはずの「人生の意味」を問いかけて回り、楽園で幸福の最中にあった人々を、外へと引きずり出す。その行為が自己満足に過ぎないと気付いたのだ。