高工生で高校生のとき、C++を始めた。動機は情報オリンピックに出たかったから。なぜ出たかったかというと、私が所属するコンピュータ部をはじめとする文化部の存在が学校内で軽視されていると感じたから。
 こんなことがあった。とある幹部自衛官(2佐)の方に「君は何部だね」と聞かれた。私は「コンピュータ部です」と答えた。すると後日、別の幹部自衛官(1尉)の方を通じてお叱りを受けた。「なぜ卓球部だと言えない」

 私の学校では、運動部への参加が義務だった。文化部への参加は2年生以降任意で、文化部に参加したい場合は運動部との兼部、文化部の活動は週に1回、という仕組みだった。(今は多少違うかもしれない)
 そのため私が卓球部員であったことも事実ではあるのだが、コンピュータ部では学生長のような立場であったこともあり、なによりコンピュータ部に一層力を入れていたので、「コンピュータ部です」と答えた次第である。
 私はこの出来事を通じて、学校内で文化部が軽視されていると感じ(過度の一般化かもしれないが)、何とかして状況を打破したいと思った。歩兵(普通科)至上主義に対する危機感はまた別の話。
 そして、そんなこんなで、書道部の学生長と「文化部振興会」を結成した。「圧倒的な成果を上げれば一目置かれるのではないか」と考えた私は、情報オリンピックに出ることにした。
 学校職員(教官)の方におすすめの入門書を教えていただき、アマゾンマーケットプレイスで買った。お値段なんと258円。送料が250円で本が8円という驚きの値段。その値段からは想像もできないほどわかりやすく、楽しくC++を学ぶことができた。
 情報オリンピックで出題される課題は、算数や数学の問題に近い。たかしくんの宿題は○頁で、1日×頁進めたら何日かかりますか?のように。
入力のテキストファイルが与えられ、CまたはC++で解いて、処理結果とソースコードを提出する。(平成24年時点)
 問題によっては、アルゴリズム次第で計算にかかる時間が大きく異なり、良いアルゴリズムでないと時間内に提出できないようになっている。
 私は予選に参加した。6問の問題が出題された。確か、下調べによって4問解ければ予選は通過できるとわかったので、4問を目標にしていたが、4問の壁が非常に厚く、練習のときから「もう1問なのに」と思っていて、やはり本番でも3問しか間に合わず、結局予選敗退という結果に終わった。
 そうそう、情報オリンピック予選は、大まかに言えば、高校2年生以下の学生なら誰でも出場できることになっている(おそらく本選が次年度なので2年生まで)。予選だけでいいなら誰でも参加できる。興味がある方は挑戦してみてはいかがだろうか。
 どうやら今では、使える言語が大幅に増えているようだから、私もまた挑戦してみようか。
お気に召しましたか?

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