心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくって自分を集めた事典
うつだった頃の随筆集〜心情系H28.6–10〜

うつだった頃の随筆集〜心情系H28.6–10〜

前書き〜令和の時代から、未来の私が〜

この頃はまだ、比較的希望があったように思う。YS演習さえ終わってしまえば前進できるのだと、今は何もできないがただ耐えればいいのだと、そう思えていたように思う。

令和元年5月25日

最近の習慣として、瞑想をやる。
まだ、全然まだまだだけど、やっていて気持ちがいい。

けれど、考えてみたら私は昔からこの感覚を知っていた。
神社で参拝するのと、似た感覚だと気付いた。

忙しい毎日の中で、少しだけ気持ちを落ち着ける時間を取ることが、少しだけ私たちの日常を良くしてくれるのかもしれない。

平成28年6月4日
旅をしたいと思った
旅をした

名所名物を見た
鎌倉
横須賀
稲毛
千葉

ワクワクしたか?

創造性の中にしか
高揚感はないんじゃないのか?

行きたければ行けばいい
でもそれは休憩でしかない

平成28年6月11日
憧れられたいか
同情されたいか
平成28年6月24日
夏って暑い
蒸し蒸しして
外にいるだけで疲れる

でも

夏ってだけでテンション上がる
夏の匂いが好き
夏の冷房が好き
夏の音が好き

平成28年7月9日
天才と言われる人たちには
偉人の霊が憑いていると思っていた
才能を見込まれた者には
偉人の霊が面白がって
ちょっかいを出す
チャンスを与えて
どんな面白い成果を上げてくれるか
試練を与えて
いかに乗り越えるか成長するか
見物していると思っていた
自分にも偉人の霊が憑いていると思っていた
でも
見放されてしまったのかもしれない
つまらない奴だと思われて
見捨てられたのかもしれない

今考えるのは
死に方と
その後の
悲しい未来

平成28年8月4日
光が見えた
一度は手放した幸せを
掴めるかもしれない

手を伸ばせば届くところに
あるのではないか

でも
手を伸ばしていいのか

その幸せは
他の人も手を伸ばしているかもしれない

私が
人を愛していいのか
そんな資格があるのか

死ぬかもしれないのに
背負えば背負うだけ
寂しい思いをさせるのに

平成28年9月15日
劣等感
私をかたちづくっているものは
劣等感

劣等感に苛まれているから
他人を見下そうとする

劣等感に苛まれているから
下に見られることに耐えられない

劣等感に苛まれているから
防衛機制で自分を守ろうとする

この劣等感はいつ生まれたのだろう
高校の頃?
1年生
何もできない自分が悔しかった

中学生の頃
自信過剰だった

小学生の頃
叱られつづける自分から抜け出す方法が知りたかった

平成28年9月16日
某部が楽しそう
某チームが楽しそう

楽ではないのだろうけれど
「楽」と「楽しい」は
同時にはやってこないのだろうけれど

楽しそう

私は今
楽しいことをやっているだろうか
楽しめているだろうか
楽ばかりして

私は今
行動しているだろうか
成長しているだろうか
主体性を発揮しているだろうか

平成28年10月2日
時折
自分はあらゆる人から嫌われているのではないかと思う
好かれようと
嫌われようと
私は私だ
と言える強さは
私にはない
平成28年10月11日
店頭に並んだ
温かい飲み物
季節の移り変わりを感じて
月日の早さを感じて
哀愁に浸る
平成28年10月17日
戦死してもいい
生かしてくれるなら
褌を売らせてくれ
そう思っていた頃

何ができるかなんてわからない
何をすればいいかなんてわからない
でも何でもやる
思いついたことすべて
そう思っていた頃

その分失敗も多かったあの頃

腹を切る度胸もない
主体的に生きる希望もない
ただ言われたことだけやる受け身の今

何をすべきかわかっているのに
何もする気にならない今

失敗以前に行動すらしていない今

どちらが偉いんだろう

平成28年10月22日
救ってもらうことを期待している
誰かが何かを変えてくれるのを待っている
誰かに何かを変えてもらおうとしている

そんなことでは何も解決しないと言われる
あらゆる教えが
そんなことでは何も解決しないと囁く

だったら
自分が変わるしかないと
自分で動くしかないと
頭ではわかるけれど

そうまでして
なぜ生きるのかと
考えはじめると
わからない

平成28年10月22日
中学生のとき
なぜ生きるのかと考えた

答えは自己満足だとわかった
だから真理を追うのはやめた

だから熱くなることにした
熱くなって
感動して
感動を与えることが
私に満足をもたらすと
思ったから

でもいま
それを求める気持ちさえ強くはない
何ひとつ楽しみはなく
依存させてくれる人を求めている

だったら
依存が満足を生むなら
依存して生きてもいいのではないか
熱く生きる力を取り戻すまでは

でもそれは
本当の安らぎではない

平成28年10月22日
付き合う人を変えろという
会いに行けば
良い方向に染めてくれる人には会えるだろう
でも
私はその人に何の価値も提供できない
だから会いに行く勇気がない
薄っぺらいと見透かされているようで
怖いから
平成28年10月22日
「やっぱり」と付くと
意味は数段強まる

「やっぱり」優しい
「やっぱり」頭悪い

平成28年10月24日
破滅的な言葉は
なぜ美しいのだろう

ぼんやりとした不安
デストルドー
滅びの美学刺し違えてでも虚無主義破滅

平成28年10月25日

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