心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつくって自分を集めた事典
ふんどし王子随筆集〜31.1甲〜

ふんどし王子随筆集〜31.1甲〜

「何もしたくない」と思うとき、それは何がきっかけであろうか。あまり考えてこなかったけれど。

途方に暮れるということ。それがきっかけかもしれない。
例えば、決めなければいけないことがある、しかし思うように進まない、何から手をつけてよいものか。
または、このままでは生活がままならない、いかにして収入を確保するか、しかし何から手をつけてよいものか。

「始まれば終わる」し「やれば始まる」ことを高校時代に学んだけれども、途方に暮れてしまうと、今でも1歩は重たいらしい。

あるいは、無力感に打ちひしがれたとき。自分の言葉が届いていなかったと感じたとき。やってきたことが無駄だったのではないかと思ったとき。

そんなときは、課題の分離をすることにした。他人を変えようとして消耗しても楽しくないし、教育係になりたい訳ではないし。
自分の描く理想は、執着に過ぎないのかもしれないし。

平成31年1月10日(木)

STRが□の人って面倒くさい。
○の人も面倒くさい。
△は……謎。自分が、自分以外の△をどう捉えているかわからない。
結局は……。
それでも君を知りたい、って思えるかどうかなんだろうな。

平成31年1月11日(金)

「こいついい奴だな」って瞬間は、日々あると思うのだけれど。「なんでやってないんだよ」とか「こんなこともできないのかよ」って思って生きていると「こいついい奴だな」という瞬間を見落とすと思っている。どちらに焦点を当てた方が幸せか。
俺は目を背けることで生きながらえようとした。

平成31年1月18日(金)

心臓の音。
「ここにいるよ」という表明。
「生きなさい」という信号。

平成31年1月18日(金)

気に入らぬ風もあらうにふんどしや

平成31年1月18日(金)

出会った全ての人に寄り添うなんて無理なことかもしれない。
けれど、せめて「この人は」と思った人にだけは、寄り添える自分でいたい。常に、あらゆる場面で、いかなるときも。
頼ってもらえる自分でいたい。

平成31年1月19日(土)

人生は旅だと思う。見たことのないものを見て、やったことのないことをやる日々の連続。日々自分は変わっていくし、その中で変わらないものもある。時に困難にぶつかりながら、歩んでいく旅だと思う。
そんな旅路を楽しみたいと思うし、変化や困難を避けたいとは思わない。けれど、一人では押しつぶされそうになるときがあるから、ともに歩める人がいたら幸せだと思う。人生という旅路を、ずっと一緒に歩める人が。

平成31年1月19日(土)

心が動かない変化を、追い求めなくていい。
人は変われる。いくらでも。自分次第で。けれど心が動かない変化を追い求めることはないと思っている。
どこかで「あなた」を待っている人がいるかもしれないのだから。

平成31年1月20日(日)

随筆を書いていて、「未来の自分への手紙」としての側面を感じる。過去の自分が書いた文章を見て、現在の自分が気付きを得ることが多々ある。
言い換えれば大して成長できていないのかもしれないけれど。
それでも少なくとも、現在の自分が過去の自分によって救われるという場面が、何度も起こっている。
これからも、日々「降りてくる」言葉を書き留めていきたい。未来の自分が、もしくはどこかの誰かが、何かを得られるかもしれないから。

平成31年1月20日(日)

案外ナルシなところが私にはあって、自分に自信があるかどうか自分ではわからないけれど、割と自分のことは好きかもしれない。
今日感じたのは、「自分のブログ、好きだな」ってこと。

平成31年1月20日(日)

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