ふんどし王子随筆集〜30.10〜

蚊が最近、足の裏を刺してくるんだけれど、なんで好んでそんな固いところを刺すんだろう。ムヒが効きづらいんだけど。

正しく叱れる大人になりたい。北風よりも太陽のような。だって北風は寒いもの。寒かったもの。
人によって持ち物も違うよね。家にコタツがある奴も、ふんどし一丁の奴もいるんだ。

神宮外苑。ここを通るたびに、後ろめたさと申し訳なさを感じる。
学徒出陣。時代は、若者に学ぶことさえ許さなかった。壮行会が、神宮外苑競技場で行われた。
私たちは、守られて生きている。英霊たちに報いる生き方とは……。

不器用なんで上手く立ち回るなんてことできないし、気を付けないと流されて生きてしまう。

みんなを大事にしていたら、誰一人大事にできない。じゃあ僕にとって大事な人って誰なんだろう。命に代えてでも守りたいと思う人って、誰なんだろう。
答えは明白で、考える間もない。認めるだけなんだ。一人ぼっちだってことを。
もう疲れた。何もしたくない。

でも、未来の自分を幸せにできるのは自分だけなんだ。逃げちゃダメだ。
主体性を発揮して、優先事項を優先しよう。
自分を大事にできなきゃ、誰も大事にできない。

「自分とのアポを最優先しろ」と言うけれど、ほんとその通り。疲れてくるとどんどん憂鬱になって投げやりになってしまう。
まあ、そんなときこそ痛気持ちいい文章が降りてきたりするんだけど。